2019年03月22日

GosuncnWelink、Qualcomm、Geelyは提携して初の中国大量生産5G、C-V2X車両をリリース

【バルセロナ(スペイン)2019年2月27日PR Newswire=共同通信JBN】Zhejiang Geely Holding Group(Geely)は、中国国内で初めて大量生産する5G、セルラーV2X(C-V2X)車両を2021年にリリースする計画を発表した。新型車は、Gosuncn GroupおよびQualcomm Incorporated子会社のQualcomm Technologies, Inc.と提携して発売される。QualcommはGosuncnを通じ、Qualcomm(R) Snapdragon(TM)の自動車用5Gプラットフォームをベースにする5G、C-V2X製品によってGeelyを支援する。

中国最大の独自自動車ブランド、Geelyは2018年、自動運転用に4段階のGパイロット戦略を提案した。その自動運転は現在レベル2だが、2021年には厳選ブランド向けに5G、C-V2X技術搭載のレベル3サービスを提供する。

  Geelyは、フロントカメラ、前方ミリ波レーダー、超音波レーダー12台、24G後方ミリ波レーダー2台を含むインテリジェントシステムの経験をかなり積み上げている。また、衝突低減システム、運転集中力を軽減するACC自動車間制御システム、事故回避のAEBシステム、さらに、制限速度を識別して疲労を検出する監視・注意システムなど先見的なシステムの最前線に立っている。Geelyは、2021年にリリースされる将来型モデルはレベル2に基づく5G、C-V2Xの需要が高まり、レベル3の自動運転技術が装備されると予測している。

  Qualcomm Technologies, Inc.のナクル・デュガル上級副社長(製品管理担当)は「Qualcomm Technologiesは5G、C-V2Xダイレクト通信技術の商用展開加速にコミットしている。それは自動運転の開発を促進しながら、豊かで実質的に常時つながる車内体験を盛り込み、路上の安全意識と交通効率を高めるものである。われわれはGosuncn、Geelyと力を合わせ、当社のSnapdragon自動車用5Gプラットフォームを活用する彼らの初の5G、C-V2X搭載車の今後の開発を支援できることをうれしく思う」と語った。

  Geely Research Instituteのシェン・ジーユー副社長は「将来の車はスマートアンテナ、内蔵の5G、C-V2XなどT-BOX製品が装備される。それは初めてレベル3技術を適用するGeely車両モデルであり、5Gネットワーク・インテリジェント戦略を実現する先駆的な車両モデルになる。Geelyはいずれ、中国最高ネットワーキング率の独自自動車ブランドにもなるだろう」と語った。

  Gosuncn Groupのリュー・シャンガン会長は「5Gは通信業界発展の必然的トレンドである。5Gと特別な非視線センサーとしてのC-V2Xは、自動運転コア技術の1つになる。Gosuncnはコネクテッドカー分野に引き続き資金を投入し、Qualcomm TechnologiesとともにGeely向けに安全で信頼できる5G、C-V2Xコネクション、製品を提供する。Geelyの新モデルに5G、C-V2Xの技術や製品をもたらすことができてとても喜んでおり、Geelyと協力して高帯域幅・低遅延シナリオの認定技術を実践し、新モデルの予定通りのリリースを実現したい」と語った。

  5Gの急発展によって、5G開発計画を採用する国が明確に増加している。5Gアプリを利用する多くの業界で、スマートネットワーキング車両がAR/VR、インテリジェント製造などのIoT業界に先行することから、商用・規模開発が優先される。世界の通信業者の5G基地局数は2020年に1万に増加し、商用製品の規模開発を実現すると予測されている。